トイプードルの可愛らしい姿と人懐っこい性格は、多くの方に愛されていますね。
- トイプーは毛が抜けるか気になる人
- トイプーの毎日のケアを知りたい人
- トイプーの抜け毛が気になってる人
特に、アレルギー体質の方にも人気なんです。
夏毛冬毛は無いよ!
というのも、トイプードルは他の犬種に比べて毛が抜けにくいから。
この特徴が掃除を楽にし、アレルギーの方にも適しています。
では、なぜトイプードルの毛は抜けにくいのでしょうか?
今回はその理由とお手入れ方法について詳しくお話しします。
トイプードルは本当に毛が抜けにくい?
一般的に犬の毛はよく抜けると考えられますが、トイプードルは特別です。
しかし、全く抜けないわけではありません。
犬の被毛には「ダブルコート」と「シングルコート」の2種類があります。
- ダブルコート
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オーバーコートとアンダーコートの二重構造で、季節の変わり目に抜け毛が増えます。
寒さには強いですが、抜け毛が多いためこまめなブラッシングと掃除が必要です。
- シングルコート
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トイプードルが属するこちらのタイプは、オーバーコートのみでアンダーコートがありません。
そのため、季節の変わり目に毛が抜ける換毛期が無いのが特徴。
寒さには弱いですが、毛が伸び続けるため抜け毛が少ないのです。
トイプーはシングルだよ!
トイプードルのケアはどうすればいいの?
毛が抜けにくいとはいえ、トイプードルには毎日のブラッシングが欠かせません。
その理由は以下の通りです:
- 毛玉防止:毛が絡まりやすいので、ブラッシングを怠るとすぐに毛玉ができる。
- 健康チェック:ノミやダニの早期発見、皮膚の状態チェックができる。
クルクル巻き毛だからだワン!
さらに、定期的なカットも必要ですね。
毛が伸び続けるため、放置すると毛玉ができやすく、衛生面にも悪影響があります。
月に一度のトリミングサロンでのケアがおすすめですよ!
ブラッシングの目的と重要性
ブラッシングは抜け毛を取り除くだけでなく、他にも様々な目的があります。
トイプードルは毛があまり抜けないと言われていますが、実際には毛が伸び続けるため、絡まりやすく大変なことに…
そのため、ブラッシングを怠るとすぐに毛玉ができてしまうのです。
トイプードルを飼っている方は、定期的にブラッシングを行い、毛玉を防ぎつつ皮膚の状態をチェックするようにしましょう。
ブラシは苦手だワン…
定期的なカットの必要性
トイプードルは毛が抜けにくい一方で、定期的なカットが欠かせません。
カットを怠ると、毛がどんどん伸びて毛玉ができやすくなり、お散歩や排泄時に汚れやすくなります。
また、顔周りの毛も伸びるので、食事の際に汚れたり、視界が遮られてジャマになることも。
このため、月に一度を目安にグルーミングサロンでトリミングをお願いし、トイプードルが快適に過ごせるようにしましょう。
トイプードルのトリミング頻度をチェック!
トイプードルの抜け毛の原因
トイプードルは「シングルコート」に分類される犬種です。
シングルコートの犬は、寒さに強いダブルコートの犬に比べて抜け毛が少ない傾向がありますね。
トイプードルの抜け毛が少ないと言われるのはこのためです。
また、トイプードルのくるんとした巻き毛は、抜けた毛が毛に絡みやすく、床に落ちにくいため、抜け毛があまり目立たないと感じる方が多いのです。
実は抜けてます!
シングルコートのトイプードルで抜け毛が目立つときは、以下の原因が考えられますので詳しく見ていきましょう。
換毛期とブラッシング
一般的に、犬の毛は成長、退行、休止というサイクルを繰り返しています。
このサイクルの中で、休止期の後に成長期が現れる時期が換毛期と呼ばれていますよ。
しかし、トイプードルはシングルコートなので、季節ごとの換毛期はありません。
そのため、大量の毛が一度に抜ける時期がないのです。
とはいえ、成長による日々の抜け毛には注意を払い、特に春と秋にはこまめにブラッシングしてあげることが大切です。
季節でちょっとは増えるワン!
病気による脱毛
脱毛を引き起こす病気の一例として、アトピー性皮膚炎などがあります。
これは、食事やハウスダストなどのアレルギー反応によって皮膚が痒くなり、掻きむしることで脱毛が生じるもの。
お肌が弱い子に多いかも…
また、ノミなどの外部寄生虫や真菌、細菌による感染症も皮膚炎を引き起こし、脱毛の原因となります。
この場合、痒みや発赤、発疹、円形脱毛、多量のフケなどが見られることがありますよ。
トイプードルがよく体を掻いたり、舐めることが続いたらすぐにかかりつけの獣医師先生にご相談ください。
ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスの乱れによる脱毛も注意が必要です。
病気と違い、ホルモンバランスの崩れによる脱毛は痒みを伴わないため、飼い主さんが気づきにくいんですよね。
特徴的なのは、左右対称に脱毛が起こることです。
毎日のチェックが重要!
ノミやカビなどによる脱毛は局所的ですが、ホルモンバランスの乱れは全身に影響が現れることが多いです。
抜け毛が増え、痒みを感じないようであれば、ホルモンバランスの問題を疑ってみると良いでしょう。
被毛の変化については、担当のトリマーさんや獣医師先生とよくご相談ください。
まとめ
トイプードルの毛が抜けにくい理由やケア方法についてお話ししました。
- トイプードルは完全に毛が抜けないわけではない
- シングルコートなので換毛期がない
- 毛が伸び続けるため、定期的なカットが必要
- 毛玉ができやすいので、ブラッシングは欠かせない
また、シングルコートであるため定期的なカットと毎日のブラッシングが欠かせません。
慣れるようにがんばるワン!
感染症やアトピーにも注意が必要です。
プードルを飼われている方やこれからお迎えを考えている方は、ぜひ今回の内容を参考にしてみてください。
トイプードルの健やかな生活をサポートしましょう。
それでは、今日もすてきなチビワンコライフを♪